以前「高田の松」をとりあげましたが、これはYさんが、被災地支援で東北に行った時に撮影した「南三陸町」。
前列の何本かが倒れかかっていますが、津波が襲った方向なのでしょう。茶色の部分はそこまで海水に漬かったということかしら? 説明抜きで送られたきたのでわかりません。
前列の何本かが倒れかかっていますが、津波が襲った方向なのでしょう。茶色の部分はそこまで海水に漬かったということかしら? 説明抜きで送られたきたのでわかりません。
送られてきたもう一枚(下)の写真は、「陸前高田千本松原痕」です。
一本だけ残った松を希望の松と名づけ「復興のシンボル」としたこと、その木を生き延びさせるプロジェクトが結成されたこと、そしてその努力と困難さ・・ すべては新聞報道で知ったことです。
ケチをつけるわけではないのですが、朽ちるままにしておいてはどうしていけないのでしょう。
モミュメントというものは、想像力を限定し、貧しくするような気がしてなりません。
どちらにせよ、亡くなった人は復興できないのですが。
上空に飛びかう鳥たちは餌を探しているのかな。自然は日々刻々と変化しているはずです。
写真にYさんのコメントはなく、各自治体別の「東日本大震災被災データ」が資料として添付されていました。
二つの地域以外には、石巻市、山田町、大槌町などが際立って死者が多いようです。「東日本」と大きく括ってよいものか、半年たってなお思います。
人口 死者 行方不明
南三陸町 17,431 543 437
陸前高田市 23,302 1,535 438