2011-08-27

病気?

10日ほど前に撮ったとなりの公園の松。この木だけまだらに樹皮がはげています。
松の樹皮が「亀甲形」と知り、松に因んでおめでたい名だと、木肌を見比べている時に発見。

「マツノマダラカマキリ」という虫がいるそうですが、そのカマキリが食べてしまった痕なのか。公園は大田区の管理ですから、病気なら何とかしているはずですけど。

委託の造園業者は、年がら年中、木や枝をバッサバッサと切り落とし、園内の道は一本残らず草を抜き、「お座敷」のようにしています。
予算消化と効率優先の作業で、下草は笹の葉ばかり。沢山のチョウや野鳥はどこへ行ってしまったのか、近頃はまったく姿が見えません。

多摩川台公園は古墳群を整備して作られ、最も大きい「亀甲山古墳」は昭和3年に国の史跡に指定されています。松の樹皮とおなじ亀甲ですが、こちらは「カメコウヤマ」。

公園には立派な資料館までありますが、古墳の内部は未調査とか。それもおかしな話ですね。