ブログを開設したきっかけは、「俗世を清廉に生きる自由人ひろちゃん(ブログタイトル)」との出会いにもあります。
ひろちゃんは、川中島で果樹園を営む(まだビジネス以前らしい)傍ら、ご自分の所有する松林!の松の剪定までなさっているのです。何て贅沢な、羨ましい、いや悔しい!
家から2分の多摩川の河原にも、松林はあるのです。いやあったというべきか。
4年前まで一緒にいた犬が散歩が大好きで、一日に何度も松林を通り、河原で遊びました。
心臓病になってからは夏の暑さが大敵で、外に出たがっても、涼しい風のわたる松林でストップ。でも、最期の夏も、松林のあるおかげで散歩に行けたのです。
その犬が小さい頃から、松の数は減り続け、近頃は見るかげもありません。
今日はお盆なので、犬を偲んで写真を撮りました。右はじの松は枯れています。
日本の高度成長期に、河原には野球・サッカーのグランドが何面も整備されました。きっと沢山の松が切られたのだと思います。
これは3月12日の朝、大震災の翌日の河原です。私と犬二匹以外、誰の姿もない何だか荒涼とした風景で、放射能も降っている・・。
今朝、空を見上げると、「お盆」のような白い月が浮んでいました。子どもの頃、母から、亡くなった人は昼間の白い月になると教えられました。
ひろちゃんは自由人なのですから、川中島の松林にはきっと自由な風が吹いていることでしょう。
私がブログで探したい松は、風と戯れている松。