2011-10-26

箱根の女


先週末、旧友ふたりと還歴記念の一泊旅行をしてきました。
行く先は箱根強羅。ロマンスカーの車内で頼んだ「生ビール」に、到着前からもうシアワセ・・。泡のクリーミーなことといったら!

宿よし、食事よし、温泉よし。もちろん友との語らいも。大満足の旅のお土産は、宿の庭にあった「アカマツ」です。
窓越しに撮ったのですが、枝のクネクネがいかにも「女松」でしょう? 露天風呂に5回入った私もすっかりクネクネ。久しぶりに味合う解放感でした。

さて、きょうの夕刊で、植物生態学者(鎮守の森と照葉樹林で有名な)宮脇昭さんが、東北被災地の樹木の様子について語っています。

「仙台市などでは、海岸のアカマツやクロマツなどが根こそぎ倒れていました。その一方で、タブノキやシラカシ、マサキなどは大震災や大津波に耐えて見事に生き残っていた。」

日本の海岸の「白砂青松」は、防潮林としては役に立たなかったようです。今後は防災上の見地から、海岸には松林でなく照葉樹林が登場するのかしら。

松原遠く・・は本当に消えてしまうのか。どちらにせよ、クネクネ女は海には似合いませんけどね。